演奏性を追及したシングルカッタウェイ&薄胴ボディ
APXのボディ形状およびブレイシング設計は、エレクトリック・アコースティック・ギターとしてのサウンドキャラクターを追求したオリジナルデザインです。
バックのサウンドに埋もれない、「アコースティックギターサウンド」でのリードプレイを可能にする、中低音のハリと強さを強調したサウンド設計が成されています。
さらに演奏性を追求した薄胴ボディ&カッタウェイ、エクストラフレットなど、エレキギターからの持ち替えもスムーズなデザイン。
リアルなアコースティックギターの響きはもちろん、さまざまな鳴りやトーンを表現できるエレクトリック・アコースティックギターです。
ピックアップ
異なる素材による6層構造のA.R.T.(Acoustic Resonance Transducer)ピックアップシステムを搭載!
ブリッジ付近の表板裏面に取り付けられたこのコンタクトピックアップは、表板や胴内部を含めたボディ全体の鳴りを拾いあげ、自然なアコースティックギターの鳴りを忠実に再現します。
プリアンプ
コントロールパネル
エレクトリックアコースティックギターの心臓部とも言えるプリアンプ部には、3タイプのピックアップそれぞれに最適化した新開発の自社製プリアンプを採用しました。
また電源を従来の9V型乾電池から入手しやすい単3乾電池2本に変更し、回路の見直しにより供給電圧の安定化と供給電圧の安定化とダイナミックスの拡大を実現しました。
更に、全グレードのコントロールパネルデザインを、SRT最上位モデル“LJX26CP”と同様のシンプルで機能的なテイストに統一しています。
便利なチューナー機能つきです!!
エキストラフレット
APX700IIにおいて、指板最高音部の一部がサウンドホールに突き出る形状に変更。
これは初代APXにも採用されていたスタイルで、高音弦のエキストラフレットによるテクニカルな演奏を可能にしています。
木象嵌のサウンドホールインレイ
APX700IIシリーズのサウンドホール周囲には、従来のAPXの特徴でもあったサウンドホールリングに代えてローズウッドの木目を生かした木象嵌による装飾を施しました。
単板仕様ならではの豊かな表板の振動を活かしつつ、落ち着いた高級感を醸し出すデザインを実現しています。
ブレイシング
APX・CPXボディともに、ノンスキャロップ・Xブレイシングを採用
トラスロッド
トラスロッドによるネック調整の位置を、従来のヘッド側からサウンドホール側に変更。
ナット下部ロッド調整位置のトンネル加工をなくす事により、ナットが受け取る弦振動のエネルギーをより確実にヘッド及びネックに伝える構造とし、同時にヘッド部のトラスロッドカバーをなくしました。
<主な仕様>
胴型:APXカッタウェイ
表板:スプルース単板
裏板:ナトーまたはオクメ
側板:ナトーまたはオクメ
棹:ナトー
指板:ローズウッド
下駒:ローズウッド
弦長:650mm
胴厚:80mm~90mm
指板幅(上駒部/胴接合部):43mm/55mm
糸巻:TM-29T
塗装:グロス仕上げ
ピックアップ&コントロール:SYSTEM64(ARTシステム)
■付属品:YAMAHAギグケース、サウンドホールカバー、メーカー1年保証