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◆北海道の森が育んだ赤ワインに良く合う肉
エゾ鹿のスネ肉は、煮込みの調理がおすすめです。もともと運動を良くしている部位ですから、肉の味が濃く、そしてクセも無く、スジなどのゼラチン質も多いのですが、煮込むことでトロッとした食感に変わります。 煮込みは、赤ワインとの相性が非常に良く、できた料理にも赤ワインを添えて完璧な料理として完結すると言っても過言ではないと思います。
◆ご家庭でできるエゾ鹿のスネ肉のレシピやお料理の仕方
お料理の仕方は様々ありますが、肉と煮たソースとの一体感をより強めるために、ひたひたの赤ワインとミルポア(玉葱、ニンジン、セロリなどの香味野菜)で最低一晩マリネをします。 マリネから上げて、赤ワインなどの水分を綺麗に拭き取り、たこ糸で縛ります。これは煮込んだときの煮崩れを防ぐためです。たこ糸で縛ったエゾ鹿のスネ肉は、中火の弱火で肉の表面を焼き固めます。 赤ワインとミルポアが入ったマリネ液にブイヨンを足して、数時間煮込みます。煮上がりは好みにもよりますが、竹串や金串がす~っと入ったら出来上がりです。
肉を取り出します。残ったスープに、市販のブラウンソースの素やシチューの素を入れ、好みのとろみに煮詰めます。 肉の余熱を取って、落ち着いたところでたこ糸を外し、お好みの厚さにカットし、ソースで数分ほど煮込んでソースの旨味を肉に浸透させます。 アツアツを頂きます。 マリネと煮込みで使った系統の赤ワインが食事に良く合います。このエゾ鹿の煮込みのようなお料理は、赤ワインで完結し、単品だけで食べるより数段美味しくなります。是非お試し下さい。
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