「シャンパーニュ地方で最もエキサイティングでダイナミックな若手生産者の一人だ」と、著名な評論家がコメントし、2023年度版Bettane+Desseauveでは4ツ星評価を獲得するなど、今まさにシャンパーニュを代表するスター生産者へと登り詰めようとしている、ジャン・マルク・セレック。
このロゼはシャルドネを45%、ムニエを40%、ピノ・ノワールを15%用いて仕込んだもの。シャルドネのフレッシュさとムニエの輝き、ピノ・ノワールの品格が調和し、人工的な要素がなく、純真なロゼの味わいを形作ります。熟したイチゴやラズベリーのようなしっかりとした果実味と軽快でフレッシュな酸味が一体となった味わいが感じられる、傑作ロゼ・シャンパーニュです。
生産者の概要
1960年代からブドウを栽培を行い、69年に初めてのシャンパーニュを生産したセレック家が居を構えるピエリー村は、18世紀初頭には、ドン・ペリニヨンと同価格で取引されていた輝かしい歴史を持つピエリー村のシャンパーニュ。ピエリーに広がる100haあまりのブドウ畑は標高80~200mに位置し、ほとんどが南向きという絶好のロケーションであるとともに、ピエリー村が位置するサブリージョン、コトー・シュッド・エペルネは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌとコート・デ・ブランに挟まれていることから、斜面下部には白亜質が広がり、沖積砂土壌、石灰岩が交じり、ヴァレ・ド・ラ・マルヌと同様に粘土や泥灰岩も交じり合った両地区の特色を併せ持った多様な土壌を有しています。
ポイント
「ピエリーは歴史的にかなりの名声を享受したが、セレックのおかげでそれを取り戻す可能性が非常に高い。彼のワインは全てお薦めで、読者にはこれらのワインを知ることを心からお勧めする」とさえ評する声もあがるジャン・マルクのシャンパーニュは、蔵元を引き継いで15年以上の時を経てますます洗練され、瑞々しい果実味と生命力をしっかりと感じさせる素晴らしい味わいを飲み手に感じさせてくれます。